幼稚園教諭一種免許と二種免許の違いを知ろう！就職に有利なのは？

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幼稚園教諭の免許って一種免許と二種免許があるのか・・・
どんな違いがあるんだろう？

これから幼稚園教諭の免許取得を考えている方は、一種と二種、どちらを取得すればいいのか知りたい方がいらっしゃるかと思います。

最近は幼保一元化の流れなどもあり、保育士さんの中にも幼稚園教諭の免許を取得したいという方が増えています。

そこで今回は一種と二種免許の違い、それぞれどうすれば取得できるのか、またお給料や働ける役職、就職活動などにどう影響するのかを詳しく説明させて頂きます。

幼稚園教諭一種免許と二種免許の違い

幼稚園教諭一種免許と二種免許の大きな違いを表にまとめさせて頂きました。

一種免許は幼稚園教諭の養成課程がある四年制大学で取得する事が出来ます。

東京学芸大学やお茶の水女子大学、青山学院大学、桜美林大学、国士舘大学、白百合女子大学など、日本全国の大学で取得可能です。

通信制大学などでも可能ですので、既に働きながら免許を目指したいという方もチャレンジできますよ。

二種免許に関しては短大または文部科学大臣指定の専門学校で取得可能です。

青山学院女子短期大学や、帝京短期大学、駒沢女子短期大学など、こちらも日本中の短期大学で取得できます。

二種でも一種でも仕事内容に大きな差はないため、7割以上の方が二種免許、一種免許を取得されている方は2割程度となっています。

スタートのお給料や昇給に若干差がつくことはありますが、学歴や免許の種類よりも現場での経験が重要な仕事ですし、より若い人材を採用したいという方針で二種免許の方を優遇する幼稚園などもあるため、二種免許で働く方が多いのが実情です。

単純に卒業後すぐ働く上でどちらが有利かは一長一短、学費などの費用面を抑えられるなど、二種の方が良い面も多々あります。

長期的に幼稚園でお仕事をしよう！可能なら定年まで働きたい・・・というような場合は最初から一種免許を取得された方が良いでしょうね。

特に、将来的に幼稚園の園長職などに就きたいと考えた場合、二種免許のままだとなることが出来ないという点は注意が必要です。

二種免許を取得した後、幼稚園の先生として5年以上勤務をし、更に各自治体が定める大学などの養成機関で所定の単位を取得すると、二種免許から一種免許に切り替える事が可能になります。

最初は二種免許で働きだしたものの、園長職などのキャリアアップを目指したくなった！という場合はこの方法を取ることになります。

幼稚園教諭の免許を持つ方の中でも1％程度しか所持していない最上位の免許が、専修免許になります。

養成課程のある大学院を卒業及び所定の単位を修めるか、一種免許からの切り替えで取得が可能です。

一種免許状から専修免許状へ切り替える場合は、一種免許取得後に幼稚園で3年以上の勤務を経験し、養成機関で必要とされる15単位を修得する必要があります。

公立の幼稚園や保育園などの就職には有利に働くでしょうし、そこでの園長職や、保育業界全体でのセミナーや講演活動、保育関連の一般企業での責任者など、活躍の場を広げる事が可能です。

免許を取得する前に保育園などの現場で補助として経験を積むのも良いですし、免許を取得された方はより自分に合った働き方や、良い待遇の出来る幼稚園を見つけたいですよね。

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